LÖVEのいろは

エラー画面をみる

ゲーム開発にはエラーがつきものです。ゲーム開発者はエラーが発生した際、 どの位置でエラーが起こったか特定し、対処する必要があります。 このページでは、LÖVEのエラー画面のみかたを説明します。エラーメッセージは状況によって変わることも多くあります。

エラー画面の読み方

実際のエラー画面の例です。画面上には、 エラー名称、 エラーファイル名、 エラー詳細情報、 エラー行 トレースバック(発生した関数の経路)が表示されます。

よくあるエラーの例

エラーメッセージの種類は無数にあるため、このページでは全てを網羅することはできません。 基本はエラー画面から、エラーが発生している行を読み取ったり、何が間違っているかを読み取ったりする必要があります。

boot.lua:No code to run ~ゲームの起動が失敗した際に表示されます。"Make sure main.lua"の文が入っている場合、main.luaファイルの配置場所を間違えている可能性があります。
nilLua言語で"nil"は"空っぽ"という意味です。数値などで計算する値が0になっていたりする際などに発生します。
Syntax error"構文エラー"という意味です。syntax errorの場合、大抵はLua言語の文法そのものを間違えている場合に発生します。エラー行周辺の誤字脱字がないかチェックしましょう。
attempt to comare ~if文で2つの値を大なり小なり("<",">")で比較する時、データの型が違う時に出現します。例えば"string(文字列)"と"number(数値)"や、"nil(空っぽ)"などです。
unexpected symbol near ~lua言語で変数名に使用してはいけない記号を使用した際に発生します。文法に誤りがないか、誤字がないか確認して見ましょう。

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